アートホテルズ札幌の耐震性能

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◎当施設の耐震構造
アートホテルズ札幌は、株式会社熊谷組が開発した制震装置が取り入れられ、地震時に建物本体の損傷を防止する、実構造物において国内初の「ダメージ・トレラント構造」を採用しております。建物内部に「鋼製スリットダンパー」を設置し、建物の揺れを吸収することで建物の揺れや変形を低減し、建物の耐震性や居住性を高める構造方法です。アートホテルズ札幌には、鋼製スリットダンパーが約2,000枚採用されており、万一阪神大震災クラスの地震が発生しても建物は健全な状態を保つよう設計されています。
◎鋼製スリットダンパー(写真参照)
高層ビル各階に、スリット加工した鋼製ダンパーを設置し、大地震時に鋼製スリットダンパーが降伏することで建物の振動エネルギーを吸収します。鋼製スリットダンパーが破損した場合には容易に交換できます。なお大地震に3回程度遭遇してもダンパー機能が損なわれないことが実験で確かめられています。
◎ハートビル法認定国内1号
アートホテルズ札幌は、フロントローカウンタやハートフルルーム等、館内に様々な配慮を行うことにより、「ハートビル法」(高齢者やお身体の不自由な方などが円滑に利用することができる特定建築物の建築の促進に関する法律)の国内認定第1号ホテルとなりました。
2011/04/13