 |

(2005年12月1日)
アートホテルズ札幌は、株式会社熊谷組が開発した制震装置が取り入れられ、地震時に建物本体の損傷を
防止する、実構造物において国内初の「ダメージ・トレラント構造」を採用しております。建物内部に
「鋼製スリットダンパー」を設置し、建物の揺れを吸収することで建物の揺れや変形を低減し、建物の耐震性や
居住性を高める構造方法です。
アートホテルズ札幌には、鋼製スリットダンパーが約2,000枚採用されており、万一阪神大震災クラスの地震が
発生しても建物は健全な状態を保つよう設計されています。
鋼製スリットダンパー(耐震対策)
高層ビル各階に、スリット加工した鋼製ダンパーを設置し、大地震時に鋼製スリットダンパーが降伏する
ことで建物の振動エネルギーを吸収します。
鋼製スリットダンパーが破損した場合には容易に交換できます。なお大地震に3回程度遭遇しても
ダンパー機能が損なわれないことが実験で確かめられています。
|
|
制震装置(鋼製スリットダンパー)
|
ホテル内設置実物
|
設計・施工:株式会社熊谷組
▲ページTOPへ
|
 |